この本は、カナダに住んでいるベトナム人の女の子のお話です。
主人公は長女で、兄弟の面倒もみている優しいお姉さんです。
おばあちゃんが亡くなり、遺品として預かったバングルを身に付けるとおばあちゃんの幽霊とお話することができるようになりました。
おばあちゃんは、法事にもっとベトナム料理を用意してほしいと頼みます。
しかし、主人公一家はカナダでずっと生まれ育ち、お父さんやお母さんもベトナム料理をあまり知りません。
そこで、おばあちゃんが主人公に作り方を教えてくれます。
また、主人公は、お父さんやお母さんの自慢の娘となれるように勉強もバレエも頑張ります。
しかし、同時に自分のアイデンティティについて悩み始めます。
さて、主人公はどうやって乗り越えるのでしょうか。
私もこの話を読みましたが、主人公の悩みながらも頑張って進んでいく姿を見て少し泣いてしまいました😿
イラストは可愛いですが、白黒です。
比較的読みやすい本だと思いますが、ベトナム料理を知らないとところどころ単語が
難しく感じるかもしれません。
全部で97ページ。
Lexile指数は530なので、英検4級から3級の間くらいのレベルです。
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